自分のペースで学べる書籍の利用
人間の感情や行動について科学的に研究する心理学の学び方にはいくつかの選択肢があります。中でも手軽に始められるのが書籍の利用です。心理学は人間関係の構築など自分自身のために学ぶ人が増えていることで関連する書籍がたくさん出ています。持ち運びがしやすいサイズを選べば好きな時に自分のペースで学ぶことができるのが書籍の強みです。購入するための費用がないといった金銭的な問題を抱えている人は、図書館で無料で貸し出している物を利用する方法もあります。
セミナーや通信講座の利用
書籍以外の方法で利用する人も多いのがセミナーの受講です。セミナーは専門家による分かりやすい説明で学ぶことができる上に、疑問に感じた所をその場で質問してすぐに解決できるのがメリットになります。共通の目的を持った友人を作りやすいのもセミナーならではの強みです。インターネットに接続できる環境が整っている人は、動画を見ながら勉強する方法もあります。ただし、動画は講師の説明を一方的に聴いていく形となるので質問などをすることはできません。
心理学を学ぶ上での注意点
心の問題を解決する臨床心理、コミュニケーション力を養う社会心理といったように心理学はいくつかのジャンルに分類されます。目的によって勉強すべき内容も違えば活用方法も異なります。片っ端から書籍を読み漁るなど、ただ闇雲に勉強しても本来の目的と違っていれば意味がありません。勉強を始める前に自分が何のために心理学を学ぶ目的を明確にすることが重要になります。
明治、青山、立教、中央、法政からなる大学群、MARCHではどの大学でも心理学を学べる学部があります。心理学といってもいろいろな種類があるので、自分に合った心理学の大学を目指しましょう。